カバの木についてご紹介いたします。

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カバのお話

樺白樺をぬける光を待つ根雪(奥田白虎)まなかいに迫りてたてる高山の樺の青葉はさわやげにけり(土田耕平) 落葉高木。  樹皮は白色で、千島、北海道、本州中部、高原の陽地に 生育する。樹皮は煙草入れ、刀の鞘、水桶、ヒシャクに 用いる。樹液はヘアートニック、樹皮から皮なめし用、タンニン、材はパルプ用材として使用される。

シラカンバの樹皮は薄くはげ紙のようになるので、色紙や短冊、書物の表紙にもされる。またよく燃えるので付け木や燃料に使われる。よく似た仲間の「ウダイカンバ」は雨の 中でも消えずに良く燃えるので鵜飼のたいまつに使われ、鵜松明、雨松明といわれている。

材としては「ウダイカンバ」の方が良い。結婚式のことを樺燭の典というが中国では カバノキ類の灯火を樺燭といい、途中消えないので樺の 皮を蝋に巻いて燭火にした。現代は華燭の字に転化してしまった。北欧民族、アイヌ民族はこの樹液から酒をつくる。ツルゲーネフなどのロシア文学におけるシラカバ林の描写は明治作家の憧れで武者小路実篤らの 「白樺派」を生む。長野県の木である。